でんき宇奈月とは

概要

2009年(平成21年)7月『でんき宇奈月実行委員会』を設立し、地域住民の協力を得ながら、豊かな自然環境と共生し、エネルギーの地産地消を目指し小水力発電などの自然エネルギーの公共交通システム形成に向け活動を展開してきました。

2013年(平成25年)7月3日、任意団体から「一般社団法人でんき宇奈月プロジェクト」へと法人化しました。

2018年(平成30年)4月1日、一般社団法人でんき宇奈月プロジェクトは、一般社団法人宇奈月ジオツーリズムコンソーシアムと合併し、「一般社団法人でんき宇奈月」として、新たな出発をいたしました。

定款

事業計画・予算

事業報告・決算

主旨

宇奈月温泉において、小水力発電をはじめとした再生可能エネルギーとEVバスによる公共交通事業を導入し、電源開発で発展してきた宇奈月温泉を、先進的なエコ温泉リゾートして観光客誘致を促進するとともに、エネルギーの地産地消を切り口に自立した地域づくりを推進します。

理念

黒部と共に生きる

黒部とは私たち。黒部の大自然と共生し、そして活用し、ここでしか味わえない山岳・温泉エコリゾートとしての異日常・非日常空間を提供することにより、世界中の観光客を魅了するまちづくりを環境・健康・絆を柱として進めていく。

目標

①宇奈月温泉を世界有数の山岳・温泉エコリゾートにする

環境に負荷をかけないかたちで、山と温泉のレジャーと健康づくりのメニューを多彩に提供することにより、人と人との絆が深まり、それで何度も訪れたくなる宇奈月温泉とする。

②黒部を自然エネルギーの聖地にする

ねらい

  • 小水力発電の電気供給システムとEVバスによる公共交通システムを導入することで、「低炭素型観光地」といった環境に優しい先進的な観光地として地域ブランド力が向上する。
  • 電気自動車・電動アシスト自転車を観光用にレンタルすることにより、温泉街や周辺観光スポットを観光客が手軽に周遊できるようになり、時間消費(宿泊・買い物などの経済効果)が促進される。
  • 各旅館がそれぞれに行っていた宇奈月駅までの送迎をEVバスが温泉街を周回して代替することにより、CO2の削減に寄与するとともに、温泉街の混雑、排ガスによる不快さが解消される。
  • 小水力発電や温度差発電により、EVバスや温泉街の街灯へ電気を供給するなどエネルギーの地産地消により、地域住民の環境意識が向上するとともに、共益費等も低減される。

宇奈月温泉は、電気自動車100%の街として世界的に有名なツェルマット(スイス)をモデルとして、新しい電化型のエコ温泉観光地を目指します。

発足の背景と経緯 ⇒